フランスベッドから、見守りケアシステム 発売の発表がありました。
入院介護ベッドとナースコール
入院介護にベッドは欠かせません。
いろいろなベッドがありますが、どうしていままで発達してこなかったのだろうと思うのがベッドセンサー。
ナースコールシステムはどの病院でも導入していると思いますが、センサーはベッドとは別に取り付けます(すべてではないかもしれませんが)。
ナースコールのメーカーがベッド作っていないので当然です。離床センサー、移動検出センサーなどいろいろなセンサーやボタンがベッドの周辺いついていますが、ベッドとナースコールは別システム、別管理です。
つまり、別々に発展してきているのです。ベッドというと、駆動方法や、マットに重点がおかれているわけで、このベッドに離床センサーを別個に取り付けて患者様を監視しているわけです。
先月フランスベッドが発表したのが、離床動作を検知するベッド「見守りケアシステムM-2」です。
他の電動ベッドにも対応しています。体重測定もできるそうで、けっこう優れものだと思います。
結構、寝たきりの人の体重を測定するのは大変なのです。透析患者様など体重コントロールが必須の人も含めて、正確な体重管理は看護の重要なファクターです(だれであっても入院になったら必ず測定します)。
なんで、いままでこういったシステムがなかったのだろうという感じです。「見守りケアシステム M-1」の後継システムなので、あったとも言えるのですが、私にとってはあまり普及してない印象です。
ナースコールシステムといえば、「ケアコム」「アイホン」の2社が有名ですが、連携しているのでしょうか?、ここは長年のノウハウが蓄積されたナースコルメーカと共同開発したほうがよいと思います。フランスベッド独自の(ナースコール)システムを構築する方向のようにも見えます。
いずれにしても、看護する側にとって、このようなシステムはとてもありがたいです。
事故防止、安全対策、看護師作業負担軽減、患者様安心・・・いろいろな効果が期待できます。