認知症に取り組むフランスベッドが開発したロボット

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フランスベッドは、2025年に700万にものぼるといわれている認知症患者様向けの商品を開発しています。

その分野は

  • 睡眠支援
  • セラピー用具
  • 徘徊感知器
  • 生活動作支援

の4分野です。

 

 

赤ちゃん型コニュニケーションロボット

この度、フランスベッドが開発したのは、介護ロボットといってもちょっと変わったロボットです。人形です。

その名(商品名)なは「泣き笑い たあたん」!

たあたんは、ヒーリングベイビーです。まあ、これもロボットというのでしょう。

認知症の方にポジティブな感情と世話をしようとする感情を促せるように開発されました。

本物の赤ちゃんの声を使用した泣き声と笑い声が、利用者の感情に訴えかけます。

たあたんは、フランスベッドが運営するリハテックショップや介護ショップでの販売されます。

2017年5月25日(木)より発売

泣き笑い たあたん

フランスベットのページから「泣き笑い たあたん」

詳細は、フランスベッドのニュースリリース「こちら」でわかります。

通販サイトもあります。フランス別途の通販サイトでも購入できます。

 

いままでのたあたんはどうなるの?

2000年から販売されているたあたん のページ 画像もあり

いままでの「たあたん」より「泣き笑い たあたん」の価格は1.5倍になりました。

泣き笑い たあたんが販売されても、お手頃価格の初代たあたんは販売されます。

ちなみに、初代たあたんはこれまでに2万体を販売したそうです。売れました。

 

ダイバージョナルセラピー

日本ダイバージョナルセラピー協会によるダイバージョナルセラピーの定義は以下のとおりです。

ダイバージョナルセラピーとは、各個人が、いかなる状態にあっても自分らしくよりよく生きたいという願望を実現する機会を持てるよう、その独自性と個性を尊重し、援助するために、「事前調査→計画→実施→事後評価」のプロセスに基づいて、各個人の“楽しみ”と“ライフスタイル”に焦点をあてた全人的アプローチの思想と実践である。

朝、目が覚めたときに、起き上がりたくなるように手助けすること。これからの介護は、単に身の回りの世話、生活支援するだけでなく、その人が自分らしく、よりよく生きたいという願望を持ち続けるような気持ちになるようにしようということです。

介護問題はただでさえ「きつい!」「きたない!」と思われて、避けたくなるもので、実際にほんとうにきついものです。

それを、もう一歩すすめたところに、逆転の気持ちがあるように思います。介護されている人が「よろこんでもらえたら」それがもう一歩の世界です。

 

ドールセラピー

ドールセラピーが認知症に効果があるといわれおり、いろんなドールが販売されています。

認知症の方でも、触った感触や感情は絶対に悪てません。赤ちゃん人形を抱くことで感触や世話をしたいという感情を引き出すことができ、ダイバージョナルセラピーから生まれた治療法です。

フランスベッドのたあたん以外にも、ドールセラピーとして使えるぬいぐるみや人形が販売されています。

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